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『癒し屋キリコの約束』上山涼くんの台詞

上山涼くんの台詞 (台詞のない回は打ち消し線)

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東京太郎の脅迫
橋本良亮くん演じる青井春樹くんの台詞



第1回

「死ぬな生きろよ、生きたら死ぬな」

第2回

「一昨日、自殺しかけてたとこ助けたんだ。そしたら、そちらさんの肉親だと」
「どっかで恨みを出しきらなきゃ、膿を出し切れないんだよ」
「はい、どうぞ」
「俺、母親の味知らないから自己流だけどね」
「あっ」
「今回も意外な展開です」
「うん」
「はい」

第3回

「キャバクラとか」
「えっ?」
「でも俺、夜間のバイク便じゃないし…」
「カッキー、モーニング」
「うん」

第4回

「どいてくれよ」
「ごめん」
「たまんないっす」
「行くところがない?」
「ねぇキリコさん、もういい加減にやめてくれない?なんだか俺、この店に来るのがストレスになってきたんだけど」
「なにそれ、意味わかんない」
「カッキー、濃いめのコーヒー」
「ちかちゃんって?あ、そこのラヴィーヌの」
「バターがいっぱいに入ってて美味しい」
「うん」
「母の手」
「はぁ」
「人生を無駄にすんな」*1
「いい加減にしてくれよ」
「俺、どんなことがあっても堕ちないから」
「俺は君を好きにならない。どんなことがあっても」
「俺にはね、人生でやらなきゃならない事があるんだ。だから、その邪魔だけはされたくない」
「とにかく、俺は今女の子と遊んでる場合じゃないわけ」
「あのさ、君だって、なにか理由があってキャバ嬢やってるんだろ?」
「キララちゃんってさ、本当は、結構ちゃんとした人だと思うんだよね」
「これ、キャバ嬢にしては爪が短いし手が荒れてるじゃん。これって、ちゃんと家事やってる人の手だよな」
「俺さ、別にキャバ嬢が嫌いってわけじゃないし、家事をしっかりやる女の子っていいと思うし、でもわかるだろ。人にはそれぞれ事情ってものがあるんだよ」
「そっか、そうだよな」
「おれと似てんだな」
「俺も、両親いないし。ま、俺は両親がいなくたって別にどうってことないけど」
「それは…だからさっき無理だって」
「夢?」
「無理。俺がやることは俺にしかできない」
「カッキーごちそうさま」
「キリコさん、これもうしばらく借りていい?」
「ありがとう」
「悪い。無理なものは無理」
ギリシャ神話。エロスの金色の矢に射られると、激しく恋をするようになる。でも…」

第5回

「まじで?」
「値段じゃないんだ。万引きって見つかるか見つからないかっていうスリルがたまんないらしいよ」
「俺、親いないからわかんない」
「世の中、お金が全てじゃないよね?」
「これ、知り合いのところなので、僕が届けてきます」
「仕事中」
「キリコさん宛に荷物届いてたから」
「入道さん、マスターじゃないでしょ」
「タヌキじゃなくてクマだけどね」

第7回

「キララちゃん?なんで」
「うん。昭和堂ブレンド」
「なんか新鮮」
「いただきます」
「手っ取り早く稼げるし、身寄りがなくても誰も詮索してこないから」
「それともう一つ、バイクが好きなんだ。バイクでぶっ飛ばしてると、余計なことうじうじ考えなくてすむから」
「こんど乗っけてやるよ、バイク」
「…あぁ」

第8回

「そんなことより俺、大問題に気づいちゃった」
「明日からカッキーの魔法のコーヒーが飲めない」
「うん。美味しい」
「清助さん、家族ってさ、普段どんな話するの?俺、産まれてすぐに母親亡くしちゃって、家族ってのぜんぜん分からないんだけど」
「顔も、名前も知らない」*2
「ありがとう。キララちゃん」
「キララちゃん」

第9回

「キララちゃんはさ、お母さんがいなくなってからずっと栞ちゃんの面倒みてきたじゃない。姉として、母親代わりとして。だから一層そういう意識が強いのかもしれないね」
「いいんだって、俺のことは。ほっといてくれてさ」
「一筋縄じゃいかないんだよ俺の夢は。実現させるためには」
「団子坂の菊人形を見た後、三四郎と美禰子は2人っきりでここまで歩いたんだ。ここで美禰子はこう言った。"ストレイシープ"」
「迷える子羊、迷子のことだよ。人生どうやって生きていったらいいか、三四郎も、美禰子も、迷ってたんだ。俺もそうだけど」
「キリコさんから本借りたんだ。漱石の、三四郎」
「キリコさんってさ、いっつも酔っ払って口から出まかせ言ってるみたいに見えるけど、相手が何考えてんだか、何悩んでんだかお見通しでさ。なんだか知れば知るほど怖い」

第10回

「和菓子職人が季節の実現、色を惜しまないのは、そこに日本人の心があるから。38ページ」*3

第11回

「相変わらず、観察鋭いな」
「カッキーバツイチだったの?」
「そういや、子供が先に死ぬと逆縁っていって、両親がお葬式に出られないってとこがあるよね」
「死んで、花実が咲くものか」

第12回

「名前は大道寺典正。いかにもって感じの名前ですよね」
「貯金の100万円、プラス、親からの結婚資金の300万」
「え?」
「そこまでだ。大道寺典正」
「おい、持ち物これで全部か」
「嘘だろ」
「それでここに」
「犯意なき者はこれを罰せず、か」
「あ、シェイクスピア

第13回

「外だと理由つけてパクる方法はあるけど、家ん仲じゃ、奥さんの駆け込み訴えがないとなかなか難しいんだよねDV取り締まるのって。警察は民事不介入だし、行政は所詮、紙とペンだもん」
「DV、ドメスティックバイオレンス防止法
「カッキーどうしたの」
「いっけねーバイク便の時間だ」
「俺は愛の宅配便」
「え?」
「そうだね…ごめんカッキー」
「ラムネ味」
「カッキーの本名。柿崎照美っていうんだ」
「いや、俺がカッキーと会ったのはカッキーがこの店に来てからだから」
「ホームグラウンド」

第15回

「なんだこりゃ」
「清助さん!」
「お父さんも落語家なんですか?」
「またはじまっちゃったよ、キリコさん」
「へぇ〜一目惚れだ」
「なんで彼女と別れちゃったんですか?」
「永楽亭来栖」
「キリコさん、連れてきたよ」
「例のライスさんの、元カノ」

第16回

「遅いね司会者」
「別人みたいだね」
「ライスさんの本名だよ」
「由紀子さんのOKもらってきたよ」
「払わなくていいって聞こえた俺も」

第17回

「あいつって赤いシャツ着た厳つい男のこと?」
「ちょうど店出てきたとこですれ違ったから。なんか、やたら後ろ気にしてて、誰かに追われてるみたいだったけど」
「あの人どっかで見たことあるんだよなー」
「いや、それはさすがにまずいっしょ」
「ありえない」
「いや、これ結構軽いよ」
「うん」
「誰かに追われてる、ってとこがポイントだね」
「軍事機密を盗んで、政府に追われてるスパイ」
「でももし犯罪絡みの物が入ってたら、俺たちも共犯になっちゃうんじゃない…?」
「んー戻ってくるまでそっとしておく」
「俺は…分かんない。通報したほうがいいような気もするし、このまま、ここに置いたいたほうがいい気もする」
「警察が動いてるってことは、赤シャツは、犯罪に絡んでるのは間違いないと思うんだ」
「でもお巡りさんに赤シャツのこと知らないって嘘ついちゃったもん。今更、手配写真の男のトランク預かってました、何が入ってるのかは知りませんでした、男とは赤の他人です。なんて、通用しないんじゃないかな」
「分かった」
「どうしたの、これ」
「映画の俳優さんだったんだ」

第18回

「やめなよ二人とも、親のことで喧嘩したって虚しいだけだろ」
「別にいいけど、探してきてどうすんの」
「エキストラ以上、脇役未満の存在感」

第19回

「いないヤツは返事のしようがないでしょ」
「入道さん、四谷怪談はお芝居のほうだから。落語で怪談っていうと」
「あ、牡丹灯籠、かな」
「牡丹灯籠っていうのはね、幽霊が、こま下駄履いてからんころーんって現れるとこが有名だけど、本当はすごい長編で、人間の業を描いた作品なんだ」
「うん」

第20回

「リボンの染工場?」

第21回

「なに?」
「コーヒー飲みに来ただけなのに」
「本当だ。でもあの子…」
「俺に任せて」
「名前は住吉栄太。父親はいなくて、母親の百合はトラックの運転手。仕事で夜遅くまで帰らないことも多いらしいよ」
「勘弁してよ」
「子供って親が思ってる以上にずっと大人っぽいのかもね」
「確かにあの子たち綺麗だったね、凄く」

第22回

「キリコさん心配じゃないの?」
「え?」
「あの電話、キリコさんが仕組んだの?」
「試験会場?」
「なにしてんの?」
「うん」
「俺、見てこようか?」

第23回

「え?なになにこのイヤーな雰囲気」
「わっ」
「違います。取材、です。取材させてください。」
「違った、見学です。見学させてください。俺たちここの町内の者なんです。谷中銀座にある、昭和堂」
「ご存知ですか?」
「娘の彩子さんの話だと、黒木屋の七代目、つまりチャーリーの師匠である国義さんは、」
「そう!正にそれ」
「うん。実はね、彼は」
「ピンポーン!!正解!ってか知ってんならわざわざ探らせないでよ」
「うん。そうだけど」

第24回

「なんなの。俺、バイク便の仕事あるんだけど」
「え?」
「それは見たいけど、いったい何が始まるの?」
バイク便にもそれなりに職業的心意気ってもんがあんだけどな〜」

第25回

「ま、これがきっかけでまた来てくれるお客さんも、いるんじゃないの」
「町田さん?」
「ブログ見て来たんですよね」
「でもコーヒー飲めないんだ」
「42年?」
「すげぇ」
「大丈夫?」
「でもコーヒーの味、変わったよ」
「子供の頃から変わらないんだね、清助さん」
「でも町田さんは違うってこと?大人になってもアニメのキャラが大好きだから」
「でもあの人、本当にカッキーのこと好きなのかな」
「いや、アニメのキャラに似てるから好きって恋とは違うと思うんだよね」
「少し休んだら?」
「それはちょっと」
「なんで?」
「ある人って誰?」

第26回

「引退したってことですか?」
「製作会社も、声優事務所も潰れちゃってて、情報が全然ないんだよね」
「俺も、仕事で行くアニメの会社直接あたってみるよ」
「仕事で行く映像関係全部あたってみたけど、誰も知らないって」
「フラッシュ…」*4
「声優さんって会わないほうがロマンがあるような気がするんですけど」
「あの、なんで声優のお仕事辞めちゃったんですか?」

第27回

「え?たった今」
「恨んでも恨みきれない。恨み骨髄」

第28回

「異常なし」
「うん。物音ひとつしない」
「裏は入道さんの担当だよね?」
「うるさくなくて助かるよ」
「おう」
「カッキー」
「なんで俺をこんな一番重要な場所に?」
「あ、いや。ありがとう」
「うん」

第29回

「許せない」
「気づいてたのか」
「ありがと」
「行ってきます」
「ああそうだよ!俺なんか生まれてこなかった方が良かったんだよ。俺さえ産まなければ、母はきっと自ら命を絶つこともなかったんだ。俺は生まれてわずか一年で天涯孤独になって、施設でも学校でも、いじめられっぱなしだった。辛かった。俺に仕送りしてくれてた、足長おじさんって誰だろうってずっと思ってた。なんでその人は俺を援助してくれるんだろう。なんて人で、どこでなにやってるんだろう。会ってお礼を言いたい。ずっとそう考えてた。施設抜け出していろんな事やって、バイク便でやっと食べていけるようになって、施設に忍び込んで足長おじさんが誰か調べた。とんだ足長おじさんだよね。母を死に追いやったやつだったんだもんね。俺、必死であんたを探した。で、一年前」
「ああ」
「さっき殺されてもいいって言ったよね」
じゃあ死ねよ!死ねよ!死ね!死ね!」
「なんで...なんでだよ...なんでだよ!なんでだよ!なんでだよ!なんで...なんで...」
「どうして、そう思うわけ?」
「じゃあ、じゃあどうして俺を止めなかったの」
「すっきり?」
「どうしてそんな自信が」
「え?」
「あーーーーー!!!!!」*5

第30回

「いらない」
「そういう訳じゃないけど、昼ごはん食べたばっかだからさ」
「うん」
「ありがとう。こんな俺に」
「キララちゃん」
「キリコさん、どんな様子なの?」
「珍しいですね。お年寄りの方が急ぎのバイク便、頼まれるなんて」
「ああ」
「はい。真砂町...」
「真砂町...ちょっと地図確認してみます」
「あ、今は本郷四丁目ですね」
「涼です。上山涼」
「あの、坪内主税さんという方は」
「坪内主税さん」
「亡くなった?」
「はい。老人ホームで暮していらっしゃる80代後半の、おばあさんなんですけど」
「あぁ、でも、お返事を頂けることを、とても楽しみにしていて。実は、返信分の料金も頂いてあるんです」
「はい」
「キリコさんいる?至急、会いたいんだけど」
「で、バイク便たのんだ高田蔦江さんて人の手紙っていうのがさ」
「前略 突然お便りさせていただく失礼をお許し下さいませ この度 根津の帝國会館で最後の舞踏会が開かれることと相成りました かねてからのお約束通り 明日の夜八時に 愛しい主税先生へ 蔦江」*6
「あ、でも、蔦江さんはお返事をいただくことをとても楽しみにしていました」
「すみません、あの」
「でね、仕方なく持って帰ったら」
「そんな蔦江さんに、坪内先生はもうとっくに亡くなってて、根津の帝國会館もずいぶん昔に廃業してる、なんて伝えるの、忍びなくってさ」
「まだらボケってやつかな」
「それもそうだけどさ...」
「そうだっけ?」
「うん」
「そんなことはありません。蔦江さんは、お美しい。まるで、しら...しら...白梅のようだ」
「いや、そんなことはありません」
「なによりの、ご招待、至極限りです。明日の晩、八時に、必ずや帝國会館での、舞踏会に、参加させていただきます。そこで...そこで...あっ...そこで蔦江さん、あなたに、改めて、結婚の申し入れを...」
「はい。必ずや、お約束、いたします」

第31回

「いよいよ今夜は、待ちに待った舞踏会ですね」
「涼です。上山涼」
「っと、いや、だからその...坪内先生に恋文をお届けしたのは、この僕です」
「いや、蔦江さん。あなたほどお美しい女性を夢中にさせておいて、土壇場で裏切る男性などいやしません」
「いいんですよ、いつの世も、この世の中は男と女で成り立っているんですから」
「これ、僕からのお祝いの品です」*7
「季節外れなんで造花ですけど」
「どういたしまして」
「どのような?」
「はい」
「そうなんだ」
「それがさ、今日は蔦江さん俺のこと、バイク便屋だって」
「うん」
「うん。出迎えご苦労」
「ありがとう」
「それでは蔦江さん、私たちの将来に」
「えぇ」
「お嬢様、お手を」
「はい」
「では、なぜあのようなお手紙を、僕に託したのですか?なぜ」
「蔦江さん」

第32回

「あっ、ごめん。仕事長引いちゃって。昭和堂が乗っ取られるかもって本当?」
「うん。SNSとかロボット開発とか手広くやってる会社でしょ。あそこの社長、長者番付にも載ってるよね」
「ゲーム?」
「それで負けたら昭和堂が乗っ取られちゃうんだ」
「なにそれ」
「うん」
「俺、保坂さんの過去の人間関係あらってみるよ。あれだけ成功してる人だと、なんか汚い事してるかもしれないし」
「オー」
「饅頭怖い作戦は失敗か」
「うん。今回は助けてくれた保坂さんにも感謝しないと」
「保坂さんと付き合ったことのある女の人全員と話してきた」
「でも、誰も保坂さんのこと悪く言う人いなかった。みんな口を揃えて、良い人だったって」
「何をやっても憎まれない、全部良い方向に転がってく。成功者ってそういう星の下に生まれてるのかもね」

第33回

「キリコさん、優秀なスタッフってもしかして」
「英語のスラングだよねホーミーって。仲間、とか、友達、みたいな意味の」
「保坂の"ほ"と水野の"み"でホーミーってこと?」
「探してみるよ」
「水野さんは会社辞めたあと、何してたんですか?」
「あれは俺が病院から借りてきました」

第34回

「へぇ、一筋縄ではいかない子供達だったんだ」
「分かるよ。大変だったんだよね」
「うん」
「辛い体験してる栞ちゃんなら、良い先生役になれるかもしれないね」
「いいねぇ」

第35回

「あ!?聞こえない!」
「俺は何も言わない。キララちゃんが充分に悩んで、泣いて、一生懸命考え抜いた答えだろうから。でも、一言だけ。最初で最後、たった一回だけのチャンスかもしれない。このまま別れちゃって本当に後悔しない?」
「ならいい」

第36回

「新メニューの焼きそばがすごく美味しいって清助さんにきいてきたんだけど」
「なんか、お店手伝ったほうがよさそうだね」
「はい、今行きます!」
「キリコさんは?」
「すげぇー」
「時間だ、行かなきゃ」
「うん、またね」

第37回

「さっき、ひかりちゃんに会ってきた。タマちゃんが、治療のためにお金用意してる、とも伝えて」
「これ、ひかりちゃんから、タマちゃんにメッセージ」
「ていうことなんだよ」
「確かに。チンピラも撃退したし」
「病気、良くなるといいね、ひかりちゃん」
「なんでそう思うの」
「憧れの存在を追い続けることが、生きる力になる」
「流石は癒し屋キリコさんだね」
「いや、お世辞じゃなくて俺は本当に」
「え?24だけど」
「それ誰の言葉?」

第38回

「キララちゃん」
「どうしたの、こんなに急いで?」
「何が起きたの?」
「あの沈着冷静なキリコさんも?」
「へぇ〜珍しいね。ね、いったい何があったの?」
「すごっ」

第39回

「あぁ、キリコさん」*8
「え?女を一人連れてきてほしい?」
「うん」
「俺にもどういうことか分かんないっす!」
「大人しく言うこと聞いといたほうがよさそうだな」
「あの二人、不倫関係かなにか?」

第40回

「おかえり」
バイク置いてきたから」
「うん...俺さ、キリコさんとあんなことになるまで、毎晩毎晩、母さんの夢ばっか見てた。顔なんか分かんない、のっぺらぼう。でも、優しい声で俺の名前、呼んでくれてた。それがさ、最近は夢にも出てこなくなって、文字通りのっぺらぼう。見る夢といったら......キリコさん、あなた...あなた...」
「キリコさん」
「いつかキリコさん言ったよね、若者は、自分の居場所を探しに旅に出る、って」
「誰の言葉?」
「え?」
「うん」
「そうだね」
「おやすみ」
「おやすみなさい」
「カッキー!」
「キリコさんは?」
「起きたら、ブルゾンのポケットに」
「あの人、きっと、もう...」


第5回

「キリコ オマエヲ ノロッテイル ヨミチニハ キヲツケロ」
新聞の文字を切り抜いて作られた脅迫文と、血糊を塗ったクマのぬいぐるみを一緒に、FAST急便を使って送る(というか自分で運ぶ)

第18回

「キリコの命日9月10日」
昭和堂に野球ボールを投げ込む

第20回

「キリコ おまえの命日 9月10日」
血みどろのクマのぬいぐるみと、新聞の文字を切り抜いて作られた脅迫文を送りつける(第5回と同じ手法)

第26回

「9月10日まであと3日」
血飛沫が跳んだ紙ヒコーキを昭和堂に飛ばす

第29回

「キリコ 誕生日おめでとう 脅迫状 笑えたでしょ 近いうち 飲みに行こうね」
茶封筒にてお誕生日カードを



第6回

「どうも、春樹です」

第7回

「どうもありがとう。どうもありがとう、どうもありがとう!」
「どうも…」
「ホストじゃないんですけど、俺」
「あっ、分かります?年代物なんでボディーの木がいい感じに乾いててよく鳴るんです」
「今なら100万近くするんじゃないかな」
「あっ、いただきます」
「はい。ジャンルに縛られないシンガーソングライターになりたいんです。ソロの」
「特別な才能?」
「うーん、まぁ、あるって信じてます」
「えっ、やっぱセンスかな」
「じゃあ、人と違った着眼点や独創性」
「俺は天才ではないな」
「DNAとか…蛙の子は蛙って言うし」
「それって、やっぱり努力じゃないかな。俺も最初はぜんぜんギター弾けなかったけど、毎日練習したら上手くなったもん」
「俺は…夢は必ず叶えるってずっと前から決めてたし、いつかはきっとプロになります。そのためにもどんな努力も惜しまないし、誰かに諦めろって言われても、絶対に諦めません」
「ヒドイな」
「で、なんなんですか?才能って」
「あ、いや、俺3時間買われちゃったんで」
「俺は、自分の将来を真剣に考えて、絶対にプロになるって決めたから大学辞めたんだよ」
「俺は親父みたいになりたくない。毎朝満員電車で揺られて、会社行って、夜遅くまで安月給でこき使われて、何十年も同じことの繰り返し。そんな生活、夢も希望もないね」
「母さん」
「いや、そういうわけじゃ…」
「なにやってんだよ、母さん!」
「あー」
「やめろよ!」
「あっ」
「あっ、母さん!」
「あの、今日はもう帰ってください。お願いします!」

第8回

「ありがとう。どうもありがとう、ありがとう」
「ありがとう!」
「どうも、春樹です」
「えー本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます」
「うしっ」
「えーまずは、この曲から」
「あの、どういうわけか、母と妹が初めて俺の演奏を聴きに来てくれました。今までどんなに誘っても絶対に顔出してくれなかったのに」
「えーそれでは次の曲」
「成功するまで、絶対に努力を止めないって、自分自身を説得し続ける能力、ですか?」
「だったら、俺は絶対に大丈夫です。親父の分も、必ず夢を叶えてみせます」

*1:この後にキララが「きゃっやめろ、イヤだ、ないね、うざい、さあね、知らね以外の言葉やっと喋ってくれた〜」と言っているので台詞ではないですが、これらの言葉も涼くんとしては言っている模様

*2:"顔も"の部分は全く聞き取れず、"名も"に聞こえるけれど後に名前も知らないと来るから違うだろうし、"いや、もう"も違うし、うーんと悩んだ挙句こうなりました。正確な台詞を誰か教えてください

*3:季節の実現、色=季節の実現(色)と文章では書かれていたと考えた末、こうなりました

*4:と、小声で言ってる気がする

*5:シャウト

*6:蔦江さんの手紙を読み上げる

*7:紫のスミレの花(造花)

*8:メモ:このとき、キリコさんは「あたしがこの世の中で、一番信用してるやつ」と言いながら涼くんに電話をかけた